Friday, February 20, 2009

生産統制の方法

生産統制の方法
  生産統制は生産計画どおり実行されているか、日々の作業を統制することである。すなわち、手順計画に対しては手順管理(作業指導)、工数計画に対しては余力管理(工数管理)、日程計画に対しては進度管理という関係になっている。
  1、進度管理(progress control follow-up)
進度管理は進捗管理、納期管理(delivery date management)、日程管理とも言われ、生産統制のなかでは最も重要な機能である。進度管理の目的は、日程計画で定められたとおりに作業が行われ、進行状況を統制し納期を守るために行われる日程計画に対する実績の遅れのみを重視するのではなく、予定よりも早く生産したり、多く生産することも問題にしなければならない。現場管理者は絶えず作業の進度に注意を払い、必要に応じて作業者に適切な指導を行い、日程計画どおりの生産に戻すことを目的とする。
  ロット生産の場合、POP(point of product)システムを使用して、進捗状況を迅速に把握することが多い。POPを活用することによって、生産量の変更や特急品の対応がしやすくなる。

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